つみきみほ『つみきみほ』
- 15歳で女優としてデビューし、並行して歌手としても活動した"つみきみほ"唯一のオリジナル・アルバム。凛々しさと清涼さを兼ね備えた歌声で、単なる「アイドル歌謡」とは異なる独特の存在感を放つ過渡期の名盤。
- 松本隆-細野晴臣の黄金コンビが手掛けた名曲④⑩を筆頭に、井上ヨシマサによる力作⑤⑦、山口美央子が絶妙な落とし所をみせる①⑥、突き抜けた八田雅弘の②など……ほぼ捨て曲なしと言える構成で、アルバムとしての流れも素晴らしい。つみきの歌声にも説得力があり、特に高音ファルセット・裏声の響きには特筆するものがある。
- 編曲は清水信之が4曲・松本晃彦が6曲を担当。文句の付け所のない仕事ぶりで、フックのきかせ方も流石の一言。松本の引き出しの多さには拍手を送りたくなり、清水による②大サビのアレンジには思わずガッツポーズしたくなる。
1988/8/21 40m ポニキャン
- おまじない
- 少年
- 星の人
- サヨナラのあくる日
- 楽園
- 森へ帰ろう
- エンジェルの苺わいん
- #
- CASTLE ON A CLOUD
- 時代よ変われ
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